暗記アプリおすすめ10選と効果的な活用法を解説

受験勉強 教育イメージ アンティーク調

「試験前なのに、なかなか覚えられない…」とお悩みの方に、暗記アプリがおすすめです。アプリを活用すれば、重い参考書を持ち歩く必要がなく、暗記カードを手作りする手間も省けます。スマホやタブレットにインストールするだけで、いつでもどこでも学習可能。

スキマ時間を有効活用し、効率的に記憶力を向上させることができるでしょう。通勤・通学中や待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間でも集中的に暗記に取り組めるので、試験対策にぴったりです。本記事ではおすすめの暗記アプリと活用法を紹介します。

目次

暗記アプリとは

暗記アプリとは、効率的な学習や暗記を手助けしてくれるアプリです。フラッシュカードやクイズ形式の問題を使って、効果的に暗記ができるよう設計されています。オリジナルの暗記カードを素早く作れたり、音声機能や暗記シートなど便利な機能が搭載されているアプリもありますよ。

暗記アプリは、語学学習、試験対策、一般知識の習得など、幅広い用途に活用されています。スマホやタブレットで手軽に使えるため、通勤時間や空き時間を有効活用した学習が可能です。

暗記アプリのメリット

電車でスマホを見る女性

暗記アプリの3つのメリットを紹介します。

簡単に自分で単語帳が作れる

暗記カードを手書きで作成するのは大変ですが、暗記アプリなら自分で簡単にオリジナルの単語帳が作れます。暗記カードを作成する時間が大幅に削減できるので、暗記に使える時間が増えて暗記がはかどるでしょう。

どこでも勉強できる

スマホを取り出せばすぐに勉強できるので、通学・通勤中の電車の中や空き時間を使って取り組むことができます。片手で操作しながらできるので、とても手軽です。

持ち運びが楽

重たい参考書を常に持ち歩くのは大変です。いつも持ち歩くスマホやタブレットに暗記アプリをインストールすれば、荷物が増えません。暗記は何度も反復することが大事なので、いつも持ち歩いて学習できるのは大きな利点と言えます。

効果的な暗記アプリの選び方

口コミをネットでチェック

暗記アプリを選ぶ際に重要なポイントは「見やすいこと」です。毎日利用するものなので、シンプルで見やすく、操作する際にストレスを感じないものが良いでしょう。また、単語帳や暗記帳を簡単に作れるかどうかも大切です。さっと作れるものなら、肝心の暗記のほうに時間をかけられます。なるべく作業の時間を減らし、学習に時間を使いたいですよね。

さらに、便利な機能がついているかという点も確認しましょう。教科書や参考書を撮影し、その写真を暗記帳として利用できるアプリがあります。読み上げ機能がついたアプリでは、目で確認するだけでなく、リスニングもできるので、より効果的な学習ができるでしょう。

暗記アプリおすすめ10選とその特徴

おすすめの暗記アプリ10選を紹介します。

Anki

AnkiDroid Flashcards

販売元

Ankitects Pty Ltd

iOS

価格:¥3,500

Android

価格:無料

Ankiは、間隔反復学習が可能な点が特長です。簡単に答えられた問題は出題される頻度が低くなり、難しかった問題は頻繁に出題されます。苦手なところを何度も復習できるので、スピーディに暗記できますね。

暗記カードの作成は、CSVファイルから情報を取り込む方法が簡単です。エクセルで入力した情報をCSV形式にしてAnkiにインポートすれば一瞬でカードが出来上がります。Android版は無料ですがiPhone版は有料です。

WordHolic

自分で作る単語帳 WordHolic!

販売元

Langholic Ltd.

iOS

価格:無料

Android

価格:無料

WordHolicは自分で単語帳を作成するiPhone、Android対応アプリです。文字や例文だけでなく、写真や画像を取り込んで視覚的に暗記することも可能。CSVファイルからインポートしたりできるので、大量にカードを作成できます。忘却曲線対応の継続復習の管理ができるので、知識の定着につながり、苦手分野の克服にも役立つでしょう。

イルカの暗記シート

イルカの暗記シート

販売元

BrainApp LLC

iOS

価格:無料

イルカの暗記シートは、覚えたい語句や年号などを赤シートで隠しながら学習したいひとにピッタリのiPhone対応の暗記アプリです。ご自身で作った赤シートに対応したノートがあれば、写真に撮って取り込むことが可能です。また、赤シートに対応した参考書はスキャナーでPDF化して取り込めば、すぐに利用できますよ。編集機能も充実していて、マーカーやテキスト入力のほか、お絵かきソフトのように自由に書き込めるので、自由度が高いです。

わたしの写真暗記帳

わたしの写真暗記帳

販売元

mipoiApp

iOS

価格:無料

わたしの写真暗記帳は、iPhone対応の暗記アプリです。ノートや教科書を写真に撮って取り込んで、自分で問題にしたい箇所をマーカーで色をつけることが可能です。マーカーごとに正解、不正解をつけることができるので、苦手なところを反復練習できます。

単語帳メーカー

単語帳アプリ 単語帳メーカー

販売元

ar.inc

iOS

価格:無料

単語帳メーカーは、シンプルで使いやすいiPhone対応の暗記アプリです。全画面フラッシュカード型なのでTVやモニターにも映すことができますよ。オフラインでも利用でき、BGMや音声も設定できます。無料ですが機能がとても充実しているのが特長で、暗記カードの裏から表への表示やランダム再生、自動再生も可能です。

Quizlet

Quizlet:単語カードで学びましょう

販売元

Quizlet Inc.

iOS

価格:無料

Android

価格:無料

Quizletは、iPhoneとAndroidの両方に対応した暗記アプリです。フラッシュカード、練習モード、ゲームを通して学習できるので、暗記を手助けをする機能が豊富に備わっています。他の人と単語帳を共有したり、対戦ゲームで競い合うこともできるので、より効果的に学習を進めることができるでしょう。

reminDO

reminDO

販売元

atkk

iOS

価格:無料

reminDOは、iPhone対応の暗記アプリです。暗記には反復学習が欠かせません。覚えたいことをアプリに入れておけば、復習時間に必要な時間を自動的に計算し、復習するのにより良いタイミングで通知をしてくれます。学習するのを忘れてしまっていても、アプリから知らせてくれるので安心ですね。

カクセル

カクセル

販売元

Foodmenu.world Inc.

iOS

価格:無料

Android

価格:無料

カクセルは東大OBが開発した暗記アプリです。PDFや画像を暗記シートに取り込めます。暗記シートは赤シート機能付き。音声も録音できるので、暗記カードを確認すると音声も自動再生する便利な機能もついています。メモ機能で補足もできるので、オリジナルの暗記カードが作れますね。

暗記マスター

暗記マスター

販売元

Tatsuya Hirose

iOS

価格:無料

暗記マスターはiPhone対応の暗記アプリです。教科書やノート、PDFを取り込んでマーカーを引いていけば、オリジナルの問題集が作成できます。また、ファイルの共有機能で友達とノートを共有することも可能。正解率推移や正解率分布のグラフで、学習の進捗状況も確認できるので、成長の度合いの確認やこれからの目標を明確にすることができますよ。

百人一首 簡単に暗記

百人一首 簡単に暗記

販売元

Rei Matsushita

iOS

価格:無料

Android

価格:無料

百人一首を覚えるのは大変ですよね。iPhoneとAndroid対応の「百人一首 簡単に暗記」は、上の句が出題されるので、下の句を4択から回答する仕組みです。クイズのような感覚でできるので、何度も練習すれば暗記していけるでしょう。覚えられたかを確認するためにランダムで出題される力試し問題もあるので、覚えていない箇所をすぐに発見することができますよ。

暗記アプリを使った効果的な学習方法

スマホとタブレット端末

暗記アプリの効果的な使い方をスマホとiPad両方の面から解説します。

スマホでの暗記学習のコツ

スマホは場所を選ばず、どこでも取り出せて学習できるのが便利です。いつも持ち歩いている人がほとんどなので、アプリからの通知にもすぐに気づけます。ただ、画面の広さに関してはiPadなどのタブレットより狭いため、英単語や語句のフラッシュカードでの暗記などシンプルな表示で行う暗記学習に向いていると言えます。移動中やスキマ時間に学習する際は、スマホが便利です。

iPadを活用した暗記学習テクニック

iPadはスマホより画面が広いので、マーカー機能やペンで書き込む際にスマホよりはかどります。iPadのマルチタスク機能を使えば、iPad上の左右のエリアに2つの別のアプリを同時に開くことが可能です。たとえば、左に辞書アプリを開き、右に暗記アプリを開いて学習することもできます。図書館や自宅でじっくり勉強したいときや書く作業が多い場合は、iPadがおすすめです。

暗記アプリを使ってみよう

翻訳アプリイメージ

いかがでしたか?おすすめの暗記アプリ10選と活用法を紹介しました。暗記アプリを使えば、いつでもどこでも学習できるので、学習の頻度が増えて効率的に暗記ができます。進捗状況も把握でき、苦手な部分も一目瞭然なので、次に何を勉強したら良いのかがすぐにわかります。

暗記アプリを選ぶ際に、機能や見やすさが自分に合っているかを確認しましょう。自分の好みではない色やレイアウトでは、それだけでモチベーションが下がります。また、目的に合ったものを選びましょう。

たとえば、英単語を勉強したい場合は、音声も録音・再生できるアプリ、歴史の年号や出来事を覚えたいときは赤シート対応のアプリなど、学習する内容によってどのアプリが使いやすいのかを吟味してみてください。みなさんも今日から暗記アプリで学習していきましょう。

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